PCゲーム - シミュレーション - 都市開発

 「A列車で行こう」は、広大な土地に鉄道を敷設して都市を発展させていく鉄道経営・都市開発シミュレーションゲームとして根強い人気を誇るシリーズだ。線路や駅を造っていくほかにも、町を発展させるために工場や観光施設を誘致したり、列車の運行ダイヤを設定することなどができる。

   本タイトルは、その「A列車」シリーズの中の1本である『A列車で行こう The 21st Century』に、新車輌やマップなどを追加する「パワーアップキット」の第2弾となる。もともと「The 21st Century」には設計図から描き起こした全国20社の車両121種類が収録されており、それらがリアルかつ美しいグラフィックスで描かれるという点で高い評価を得ているタイトルであったが、本キットを追加することで新たに10車両が加わる（追加される車両はJR西日本「キハ181系 いなば」、JR東日本「185系 踊り子号」、京浜急行電鉄「1000系」など）。さらに、追加シナリオマップが2本用意されており、これまで磨いてきた技術を存分に発揮することが可能だ。

   このほか、「Vol.2」には、ユーザーからのリクエストが多かったマップエディタが搭載され、オリジナルマップを自らデザインして攻略するという新たな楽しみも加わっている。『A列車で行こう The 21st Century』に収録されているマップだけでは飽き足りないという人や、「Vol.2」で追加される車両のファンならば、購入を検討する価値の十分あるパワーアップキットだ。（秋月昭彦）

   広大な土地に鉄道を敷設して都市を発展させていく都市開発シミュレーションゲームとして根強い人気を誇る「A列車」シリーズ。本体タイトルはシリーズ最新作『A列車で行こう The 21st Century』に、新車輌や、マップを追加するパワーアップキット。

   最大の目玉は、約20種類の実在する最新車両を追加できる点だ。もともと「山手線E231系500番台」や「近鉄アーバンライナー」など実在の最新車両でゲームを楽しめることで鉄道ファンからも人気の高いシリーズ。本パワーアップキットでは、JR西日本の「サンライズ瀬戸」やJR東日本「E231系（高崎・宇都宮線仕様）」など最新の車両を収録。身近に走っている車両でゲームが楽しめるのは、鉄道ファンでなくてもうれしいポイントだろう。

   車両データ以外にもクリア条件などを新設計したマップも2本収録した、「A列車」をとことん楽しみたい人におすすめしたい充実のパワーアップキットだ。（近藤大介）

   都市作りシミュレーションゲームとして人気の『シムシティ4』に、道路や橋、線路などの交通機能を追加できる「ラッシュアワー　拡張キット」がセットになったお得なパック。従来の「市長モード」に加え、地形や天災を操る「神のモード」、シムピープルで育てたシムを都市に移住させることができる「マイ・シムモード」を搭載した本作では、3D化されたグラフィックにより、精密な街並みやリアルな気象を楽しむことも可能となった。

   現代ヨーロッパの建築様式に基いた新しい建物セットの登場や、泥棒や乗っ取り犯の出現、UFOによる侵略といった新現象など、歴史的な要素やSF的な要素なども楽しめる。さらに乗り物の操縦もできるようになり、消防車を操作して自分自身で災害の被害を減少させることもできる。多機能になったにもかかわらず、住宅などのエリアをドラッグで自動設定できるなど操作が簡単になったものもある。『シムシティ4』をこれからはじめる人はこのセットで決まりだ。（三井貴美子）

   人気のシミュレーションゲーム『シムシティ4』に、交通関係の機能やアイテムを追加する拡張キット。本キットの導入により、さらなる都市の発展やシム達の幸福度アップを図ることが可能だ。キットには新アイテムや新建築物が50種類以上も収録され、交通問題や輸送問題を解決すると、選択できる車が増える新機能も搭載している。

   追加される交通施設には「サンフランシスコの一方通行の通り」「シアトルのフェリー・システム」「シカゴの高架線列車ネットワーク」などが、新建築物には「車両基地」「最先端技術のヘリポート」といった、新しいものから「一昔前のアメリカの道路標識」「ヨーロッパの観光名所」など歴史的建造物までと多様だ。

   自分の都市で走行する自動車や救急車、ヘリコプターも自分で操作できる。道路、山脈など重要な箇所に交通標識が設置できる「標識システム」や新しい災害、交通事情を良くする地図と道具も搭載され、より充実した街作りを楽しめる。（三井貴美子）

   広大な土地に鉄道を敷設して都市を発展させていく都市開発シミュレーションゲーム。線路や駅を造っていくほかにも、町を発展させるために工場や観光施設を誘致したり、列車の運行ダイヤを設定することなどができる。

   人気シリーズの最新作となる本タイトルでは3Dグラフィックスがさらに強化され、山手線E231系500番台、近鉄アーバンライナーなど、最新車両を含めた全国20社の121車両は設計図から描き起こしたものを収録。車両には速度、編成数、定員、損益分岐乗車率、値段といった項目が細かく設定されており、状況や好みに合わせて走らせることが可能だ。なお、本タイトル発売後に登場する新型車両やユーザーからのリクエストなどについては、追加アップデートとしてリリースされる予定である。

   これまでのシリーズ同様に用意されているチュートリアルでは、基本操作やちょっとしたコツが分かりやすく解説されており、「A列車」シリーズをプレイしたことのない人やパソコン初心者でもとまどうことなく楽しめるのがうれしい。このほか、トレインフォトグラファーの塩塚陽介によるミニ鉄道写真集が付いた攻略ガイドブックも同梱。自分の作った世界で、実在する列車を好きなように走らせられる本タイトルは、鉄道ファンにはたまらない1本だろう。（秋月昭彦）

   世界140ヵ国で販売され、子どもから大人まで幅広いファンを持つ「レゴブロック」を題材としたバーチャル3Dブロックゲーム。実物のレゴブロックで好きなものを自由に組み立てるには、大量のレゴを購入する費用も、レゴを広げるスペースも必要だが、バーチャルの世界では好きなパーツを際限なく使用でき、思いどおりの作品を作ることができる。

   ブロックの組み立ては「選ぶ」「回転」「捨てる」などのアイコンで動作を選択することで行え、ブロックを構築する背景もカラフルで楽しいものが用意されている。用意されたアイコンとひらがなで視覚的に操作できるように工夫されたインタフェースにより、小さな子どもでも簡単に操作できるので、想像力などを養う知育ツールとしても最適だ。レゴのキャラクターたちを動かして、少しずつ街を創造したり壊す楽しさは、ストレス解消にもなる。レゴファンはもちろん、今までレゴで遊んだことのない人にもぜひ体験してもらいたい。（三井貴美子）

   子どもから大人まで幅広いファン層の「レゴ」を題材とした、世界で100万本の販売実績を誇る大人気鉄道シミュレーションゲーム。プレイヤーは、レゴを使って線路や道路、建物などを組み立てて架空の街を作り、そこにレゴトレインを走らせることができる。ほとんどの操作は画面上のアイコンだけで行え、レゴのキャラクターがナビゲーションしてくれるので、小さな子どもでも簡単に操作することが可能だ。

   また、LANに接続した最大9台までのパソコン同士でデータを共有し、大きな街を構築して、家族や学校、幼稚園などのネットワークで一緒に遊ことができる。ネットワークでは単に街をつなげるだけでなく、ネットワーク上で出会った仲間に絵や音楽やメッセージを電車で送ることも可能で、コミュニケーションツールとしても利用できる。この機能を使えば、インターネットデビュー前の子どもにネチケットなどを教育するツールとしても使える。（三井貴美子）

   何もない土地に建物を建て、道路や鉄道を敷いて都市を開発する人気SLGシリーズ。都市開発以外にも犯罪や災害処理、条例制定など、市長であるプレイヤーを悩ませる問題が次々に発生する。

   本タイトルでは、「市長モード」に加えて「ゴッドモード」、「シムピーモード」を新たに搭載。「ゴッドモード」では火山や湖を出現させ、好みの地形をつくったり、都市に洪水やロボット来襲事件といった災害を起こすことが可能。一方、「シムピーモード」ではシム人を町に住まわせ、町での生活について意見や感想を聞くことができる。同社の人生SLG『シムピープル』で育てたシム人やペットを本作に取り込めるのも、シムファンには嬉しい機能だ。

   また本作での大きな変更点は、グラフィックスがすべて3D化され、建物や背景が非常に美しくなったことがあげられる。山に沿って移動する霧や夕暮れの町並みなど、気候や時間変化の表現がリアルになり、映像、演出を重視する人も満足のいく内容となっている。（秋月昭彦）

   シム人と呼ばれるキャラクターにさまざまな指示を出し、思い通りの生活をさせる人生シミュレーションゲーム『シムピープル』。この『シムピープル』をネットワークを通じて大勢のプレイヤーと楽しめるのが本タイトルだ。

   プレイヤーは郊外の住宅地に住むシム人の1人となり、ほかのプレイヤーが操るシム人と食事したりパーティーを楽しむなど、バーチャル世界での生活を気ままに満喫できる。シム人は200通りの顔と250通りのボディを組み合わせて作成するので、個性的なキャラクターにすることが可能。また、コミュニケーションを楽しくする要素も盛りだくさんで、チャット機能、ジェスチャー機能もついている。もちろん、仕事もしなければならないが、ほかのプレイヤーと共同で作業したり、お店やカジノを作ればみんなに利用してもらえるので、退屈することはないだろう。
   なお、本タイトルは英語版であり、日本語マニュアルが同梱されている。（秋月昭彦）

   プレイヤーが市長となり、何もない土地から都市を創造していく定番の都市開発シミュレーションゲーム「シムシティ 3000」のWindows XP対応版。プレイヤーはシムシティ2000の約4倍の広大なマップを使用し、建物の設置をはじめ、道路や鉄道の整備など何もない土地から都市を創造するだけでなく、条例の制定や犯罪、災害に対する処理など現実社会と同じように発生するさまざまな問題を解決し、街を発展させていく。

   また、街の事件などをリアルタイムで伝えるニュースや、アドバイザーの意見などから現状を把握することが可能で、プレイヤーはそれに対して政治的手腕を発揮できる。ゲームで使用される車や鉄道の騒音、子どもの笑い声などは3D環境のサウンドでリアルに表現されている。

   あらかじめ同梱された建物データに飽きたら、インターネットを介して新着建物データをダウンロードし、プラグインとして使用することもできる。本ソフトを授業に取り入れる方法を書いた「教師用ガイド」も無料でダウンロードできるのが面白い。（三井貴美子）

   かつて海の宝石と称えられた海洋都市トリスティアを舞台に、いろいろなアイテムを発明して荒廃の進む街を1年で復興させるという、ユニークな街発展アドベンチャーゲーム。

   プレイヤーは発明工房士である14才の女の子「ナノカ」となり、発明した特産品や機械をお店に売って商業を発展させたり、公共施設を建設したりして街を活性化する。発明するアイテムの種類や売り込み先のお店、建てた施設によって街の発展のしかたが変わってくるので、このあたりの見極めが復興への重要ポイントとなる。登場するアイテムは200種にのぼり、お店の種類も30種類以上。街の発展に従って新しい地域が増え、マップが変化するところもおもしろい。

   イラストレーターの駒都え～じデザインによるかわいらしいキャラクターがゲーム全体にほわっとした雰囲気を与え、豪華声優陣による声も各キャラクターの個性にぴったりマッチ。ゲーム性もしっかりしており、キャラクターゲームファン以外の人にもおすすめできるタイトルだ。（秋月昭彦）

The TowerIIのタワーキット大阪版。吉本興業の経営も可能。

Windows 98/95に対応。

The Tower II の本体に、タワーキットCD「京都駅ビル」をバンドルしたスペシャルパッケージ。単品版では特典ディスクに収録されていたマップ「華厳の滝」も、本製品では本体ディスクに収録済みです。

TOKIO MATENROW/ 東京摩天楼の大阪編。

古代エジプトの社会、都市を作り上げる 3D リアルタイムストラテジー。オンラインマニュアル。U.K. 版。

The Tower 1.3Jの冬季限定オプショナルディスク。