輝度
ディスプレイの画面の明るさをカンデラ(cd/m^2)単位で表したものです。
輝度は画面を見る角度によって変わるため、カタログに記されている「輝度」は、輝度の最大値を表しています。
階調
輝度の最大値と最小値との間の輝度を中間調といいます。そして、中間調の段階の数を階調といいます。
階調が多いほど表現力が豊かになります。
コントラスト比
コントラスト比とは、白を表示したときの輝度と黒を表示したときの輝度との比です。
コントラスト比は、平均輝度や画面を表示する角度によって変化するため、カタログでは通常、最大値を示しています。
コントラスト比が大きいほど、画像が鮮明にはっきりします。
視野角
視野角とは、ある一定以上のコントラスト比で表示できる角度を示します。 したがって厳密には、どの程度のコントラスト比を基準にするかによって視野角の定義が変わってきます。 統一基準は現在のところ無く、各メーカーが実用上問題ない程度と判断したものを基準にしているのが現状です。
視野角は、画面中央から見て角度が上下左右それぞれに**度といった具合に表示されます。
なお、CRTディスプレイの場合、見る角度によって画面の見え方が違うということはないので、液晶ディスプレイのように視野角が問題となることはありません。