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応答時間

応答時間とは、ディスプレイが映像信号を受信してから、実際に映像を画面に出力するまでにかかる時間のことをいいます。応答時間は、応答速度、レスポンスなどと呼ばれることもあります。

応答時間はミリ秒(ms)単位で表します。応答時間が短いほどディスプレイの性能が良いといえます。

応答時間が長いと、残像現象が発生しやすくなります。 事務的な作業では応答時間が多少長くても大丈夫ですが、動画の再生やゲームでは影響が生じます。

例えばゲームの場合、動きの激しくないものでは毎秒30フレーム、動きの激しいものでは毎秒60フレームで表示されています。つまり毎秒30枚もしくは60枚の画像を表示していることになります。これらに対応するためには、応答時間がそれぞれ 1/30(秒)= 約33.3(ミリ秒)もしくは 1/60(秒)= 約16.6(ミリ秒)より小さいことが推奨されます。

テレビ映像(NTSC)は毎秒30フレームで作られています。さらに1つのフレームは2つのフィールドがあわされて作られています。したがって毎秒60枚の画像を表示していることになります。これに対応するためには、応答時間が 1/60(秒)= 約16.6(ミリ秒)より小さいことが推奨されます。

CRTディスプレイのスペック表に応答時間が明記されることはほとんどありませんが、内部の電子ビームの発光から消失までを応答時間と考えたとき、その時間は1ms以下であり、液晶ディスプレイに比べてはるかに高速です。CRTにおいては、応答時間について実用上問題が起きることは全くありません。

液晶ディスプレイの場合、スペック表に書かれている応答時間は白→黒→白(もしくは黒→白→黒)の切り替えにおける値です。液晶の特性上、中間階調における応答時間はその値よりも遅くなります。

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