パソコン自作NAVI

モデルナンバー

AMD社は、Athlon XPの性能を表すために、モデルナンバーと呼ばれる表記を用いています。

モデルナンバーとは、例えばAMD Athlon XP 1800+と記されたときの、1800+の部分です。 これは、Athlon XP同士の相対的な性能差を表すと同時に、 以前のAthlon(Thunderbird コア)で動作クロックが1.8GHz(=1800MHz)のものよりも性能がよいことを表しています。

なお、Athlon XP 1800+ の実際の動作クロックは1.53GHzです。

プロセッサ・ナンバ

プロセッサ・ナンバとは、2004年5月に新しく導入された、インテル製CPUの機能や性能の高さを表す指標です。プロセッサ・ナンバは、7xx、5xx、3xxなどの3桁の数字です。

プロセッサ・ナンバは、2004年5月10日に発表されたモバイル用CPUのPentium Mにおいて初めて導入されました。その後、2004年6月22日に発表された新しいパッケージLGA 775のPentium 4においてもプロセッサ・ナンバが用いられています。

以後、インテル製CPUの名称は、例えば「インテル Pentium 4 プロセッサ 560」といったような表記になります。動作周波数は表示されなくなります。「インテル Pentium 4 プロセッサ」の部分がCPUのブランドを表しています。このブランドのことをインテルはプロセッサ・ファミリと呼んでいます。そして「560」の部分がプロセッサ・ナンバです。

プロセッサ・ナンバは、例えばPentium Mなら7xx、Pentium 4なら5xx、Celeron Dなら3xxといったように、プロセッサ・ファミリごとに使用される数字の階層が決まっています。

プロセッサ・ナンバは、同一のプロセッサ・ファミリにおいては相対的な機能の差を表しています。この場合、原則としては数値が大きいほうが多機能もしくは高性能です。

一方、異なるプロセッサ・ファミリに属するCPUどうしにおいてはプロセッサ・ナンバの大小は必ずしも性能の高低とは対応していません。例えば、7xxが割り当てられたプロセッサ・ファミリの方が5xxが割り当てられたものより性能が上であるとは必ずしもいえません。

インテルがプロセッサ・ナンバを導入した目的は、従来までのように動作周波数だけを前面に出すのではなく、プロセッサ・ナンバによる表示よって、CPUのアーキテクチャ(基本設計)、キャッシュ、動作周波数、FSB、その他インテルのテクノロジなどを考慮した総合的な判断を私たちユーザに促すためです。

例えば、ユーザがCPUを動作周波数で比較してしまうと、動作周波数が低めのPentium MがPentium 4より見劣りする印象を受けてしまいます。また、動作周波数が隣接しているPentium 4(ハイエンド向け)とCeleron(ローエンド向け)との区別がしづらくなります。

プロセッサ・ナンバの詳細については、以下のウェブページを参照してください。

インテル・プロセッサ・ナンバ
http://www.intel.co.jp/jp/products/processor_number/

フェイスインターネットショップ
BTOパソコン、組立キット、PCパーツ販売。組立キットには完全組み立てサポートサービス(有料オプション)もあります。

DOS/Vパラダイス
BTOパソコン、組立キット、PCパーツ販売。オリジナルブランドのゲームパソコン「Galleria」シリーズは対応ゲームのラインナップが豊富。

Copyright(c) 2002-2011 ありがと
このサイトはリンクフリーです。