はじめに
Windows Vista の提供形態には主に、通常版、アップグレード版、OEM版があります。さらにOEM版には、パソコン搭載版とDSP版の2種類があります。
パソコン1台につき1ライセンス必要である点やインストールできる回数に制限がない点、Windows Updateを行える点はどの製品にも共通です。
通常版
通常版は、最も一般的な製品です。
新規インストールとアップグレードインストールの両方が可能です。マイクロソフト社によるテクニカルサポートが受けられます。
インストール後、プロダクト・アクティベーション(ライセンス認証)が必要です。
Ultimateエディションの通常版は、32bit版と64bit版が同梱されていますが、使用できるのはどちらか一方のみで、両方同時に使用することは許されていません。
アップグレード版
アップグレード版Windows Vistaは、古いバージョンのWindows製品を使用しているユーザーが、Windows Vistaにアップグレードする、もしくは、現行のVistaを別のエディションにアップグレード(あるいはダウングレード)するための製品です。価格は通常版よりも安価です。また、マイクロソフト社によるテクニカルサポートが受けられます。
Vistaのアップグレード版は、インストールDVD-ROMからブートしての空のHDDヘの新規インストール(クリーンインストール)ができません。必ず、アップグレード対象のOSがあらかじめHDDにインストールされている必要があります(といいつつ、新規インストールの抜け道があるようですが・・・)。
アップグレード対象製品とアップグレード手順については、以下のページを参照してください。特に、インストールに関する注意事項が32bit版と64bit版とで異なりますので注意してください。
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Microsoft Windows Vista : アップグレード対象製品とアップグレード手順
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Microsoft Windows Vista : Windows Vista 64 ビット版のアップグレード版を利用してインストールする際の注意点
アップグレード後、元のOSは利用できません。
インストール後、プロダクト・アクティベーション(ライセンス認証)が必要です。
Ultimateエディションのアップグレード版は、32bit版と64bit版が同梱されていますが、使用できるのはどちらか一方のみで、両方同時に使用することは許されていません。