Memtest86+とは
Memtest86+は無料で使用することができるメモリ診断ツールです。Memtest86がもとになっています。
パソコン自作において、このソフトウェアを使用するシチュエーションは、例えば以下のような場合です。
- 新しく買ったメモリモジュールが不良品かどうかチェックする
- パソコンが突然再起動してしまうトラブルが頻繁に発生するとき、メモリモジュールに原因がないかどうかを確認する
Memtest86+の入手方法
- Memtest86+のサイトに行き、Download (Pre-built & ISOs) のリンクをクリックします。
- 「Download - Pre-Compiled Bootable ISO (.zip)」を右クリックし、対象をファイルに保存を選択します。そして、memtest86+-1.70.iso.zipをダウンロードします。
- memtest86+-1.70.iso.zipを解凍し、memtest86+-1.70.isoを取り出します。
なお、上記のファイル名はバージョンアップで変更される可能性があります。
Memtest86+ディスクの作成方法
空のCD-Rを１枚用意し、CD-Rライティングソフトでmemtest86+-1.70.isoをCD-Rに書き込みます。これでメモリ診断用のディスクができあがります。
CD-Rの内容を見るとreadme.txtだけしか表示されませんが、それが正常な状態です。readme.txtを開くと「There is no visible file here. Memtest86+ is located on the bootsector of this CD. Just boot from this CD and Memtest86+ will launch.」と記されています。
isoイメージのCD-Rへの書き込み方（B's Recorder GOLD8）
CD/DVDライティングソフトB's Recorder GOLD8においてisoイメージをCD-Rに書き込む方法について簡単に説明します。
- 空のCD-RをCD/DVDドライブに挿入し、B's Recorder GOLD8を起動します。
- B's Recorder GOLDへようこそ！の画面（補助メニュー）が表示される場合、右下の「閉じる」ボタンで閉じてください。
- B's Recorder GOLD - 新規プロジェクトの画面（メインウィンドウ）が表示されていると思います。
- isoイメージのファイル（xxxx.isoというファイル名のもの）を「トラックの種類」というところのマス（トラックウェル）にドラッグしてください。
- 左上の「書込み」ボタンをクリックしてください。
Memtest86+の使い方
Memtest86+は、Windows上で使用するものではなく、CD-ROMドライブから直接ブートして使用します。
Memtest86+ディスクを挿入した状態でパソコンを再起動し、CD-ROMドライブから起動すると、テストが自動的に始まります（BIOSの設定であらかじめCD-ROMドライブから起動できるように設定しておいてください）。
テストは#1、#2、・・・と続きます。何もしないと終了後も延々と同じテストを繰り返しますので、テストが一巡したら［ESC］キーを押して終了してください。エラーが見つかれば、メモリに何らかの問題を抱えている可能性があるということになります。