コンピュータ・インターネット - ハードウェア・周辺機器

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EDIUS Pro 5 MASTER BOOK
デジタルビデオ編集部ほか（ソフトバンククリエイティブ 2009年03月13日）

WORKBOOK for SPRINTER
Ｃｈａｒｔ　Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ（数研出版 2007年04月）

ソフトウェアの匠〈2〉
新井悠、飯田貴光、土井美和子、萩原正義、高田広章、吉松史彰、浅川智恵子、浅海智晴（日経BP社 2005年12月）

ハードウェアの匠
橋本周司、関口智嗣、矢野陽一、大澤智喜、平宮康広、中島一浩、木下真吾（日経BP社 2005年12月）

白箱の本
米田聡、川井義治（毎日コミュニケーションズ 2005年09月）

玄箱の本
米田聡、吉川敦、川井義治（毎日コミュニケーションズ 2005年06月）

PSP Fan Book
魚輪タロウ（毎日コミュニケーションズ 2005年06月）

iPod Fan Book
納富廉邦（毎日コミュニケーションズ 2004年03月）

CPUの創りかた
渡波郁（毎日コミュニケーションズ 2003年10月01日）

iPod Fan Book
納富廉邦（毎日コミュニケーションズ 2003年08月）

デジタルカメラの普及に象徴されるように、画像や映像、音楽などの作品をデジタルデータとして取り扱うことが可能となった。これらのデータはテキストファイルなどとは異なり、データサイズが大きく、管理するために必要なハードディスク（以下、HD）の容量は増える一方である。

本書は、HDを活用する方法をわかりやすく解説したものである。HDの空き容量が足りなくなったことを想定して、パソコンを自作したことがない初級者でも、HDの増設、または交換を行い、読み書き可能な状態に設定するまでの手順を丁寧にまとめている。

基礎編として第1章では、HDを選んで購入するために必要な基礎知識について述べている。実践編として第2章から第5章では、HDを増設するための作業手順、古いHDを新しいHDと交換する手順、Windows系OSのインストール、アップグレードの手順や複数のOSを共存させる方法、RAIDドライブを扱うテクニック、またHDを活用する際に発生するトラブルシューティングについて述べている。HDの種類は、IDE、SCSI、IEEE1394、 USBを取り上げている。必要なソフトウェアや作業手順を、豊富な写真や実行時の画面を適宜用いながら説明しているので、とても理解しやすい。

画像、映像、音楽などのデータ管理でHDの増設を考えている人、また1世代、2世代前のOSが入っているパソコンのドライブがデータであふれ、HDの交換を考えている人など、パソコン初級者から上級者まで活用できる本だ。（大塚佳樹）

われわれが普段接しているネットワークを利用したサービスは、まさにバックに存在する多くのサーバー群なしには成り立たないものである。インターネットのサービスはWebサーバーが提供し、データの管理はデータベースサーバーが行う。メールの配信はメールサーバーが行い、認証やセキュリティ確保などにもサーバーが必要になる。また、これらのサービスが実際に届くまでにも多くのサーバーが通信の仲立ちをしているのである。

本書は、最新のサーバーのしくみを解説したものである。現在使用されているサーバーの種類、役割、動作などを解説している。基本的にはインターネットを中心とするネットワークが話題の中心となっており、TCP/IPプロトコルの解説やIPアドレスの概念、DNSの動作、ルーティングにも言及している。

現行のサーバーの運用形態にも十分な紙数を割いて解説しているのが特徴であり、データセンターなどのサーバーを預かる施設の解説やサーバーに使用されるOSとハードウェア、その他ネットワークに関する機材もひととおり解説している。ネットワークに関連するサーバー群としては、Webサーバー、Telnetサーバー、DNSサーバー、ファイアウォールサーバー、DHCPサーバーなどを取り扱っており、動作の詳細が簡潔にまとめられている。

最後にはネットワーク設計と構築について述べられており、規模に応じたネットワークの設計、管理、監視、運用などについて解説している。さほど詳細ではないが、設計と構築の留意点を中心に一連の作業を解説しているので、ネットワーク設計と構築の参考になるだろう。

ネットワーク構築には多くの要素が介在するが、ネットワークの機能そのものを提供し、ネットワークを使用したサービスを提供するサーバーは最も重要な位置にある。ネットワークを理解するためには必須の知識になるだろう。ネットワークを中心としたサーバーを学びたい人におすすめ。（斎藤牧人）

Unix系OSでは、新しいプリンターが登場してもドライバの提供がなかなか行われないのが実情である。Unix系には多くのOSが存在するため、ベンダーとしても少数のOS用に開発リソースを割くことは難しい。このように貧弱なUnixのプリント機能を強力にしてくれる印刷システムがCUPSである。

本書はこのCUPSについて解説したものだ。CUPSのインストール、GUIのインストール、基本的なプリンター知識の習得、シリアルデバイス・LPDデバイス・HTTPとIPPデバイスの扱い方、CUPSのもつ各種インタフェースからの設定方法やプリンター管理の方法、CUPSを使用した印刷の方法の詳細、さらにGIMP、StarOfficeなど、CUPSに対応したアプリケーションからの印刷方法、プリンターサーバーとクライアントの設定についてもきちんと解説されている。

プリンターサーバーの解説は、セキュリティやアクセス制御、OS混在環境にもきちんと対応しているので、ネットワークプリンターやプリンターサーバーを構築するための手引きとしても役立つだろう。コマンドラインによる操作も含め、高度なCUPSの機能を理解するために最適な解説がなされている。

Windowsに比べ、アプリケーションや普及率で劣るUnix系OSにとって、印刷環境の整備は苦労する部分である。CUPSは優れた印刷システムとして普及していくだろう。Unix系OSの印刷を解決したい人におすすめしたい。（斎藤牧人）

手軽にスケジュール管理やメモなどができる、手のひらサイズの人気PDA「Palm」シリーズ。Palmは、「Palmウェア」とよばれるソフトウェアをパソコン経由で導入することで、機能などを追加することができる。本来はビジネスツールとしての色合いが強いPalmも、このPalmウェアを導入することで、アクションゲームもこなせるバリバリのエンターテイメントツールに早変わりするのだ。

本書は、ゲーム機としてのPalm端末を極める方法を紹介した1冊だ。ゲーム機としてのPalm機種の選び方や、ゲーム向けのカスタマイズ方法、さらにはゲーム向けにCPUをクロックアップしたり、液晶を見やすくする方法、バッテリーが長持ちする方法など、高度なテクニックが紹介されている。もちろん、ゲーム自体に関する情報も豊富で、おもなPalmのゲームソフトを徹底的にレビューし、その入手方法などの周辺情報も提供している。

さらに、付属のCD-ROMには360タイトルものゲームを収録しているので、本書を買って、すぐに自分のPalmをゲームマシンにカスタマイズできるのもうれしいところ。ビジネスツールが使いこなせずに机の中で眠ってしまっているPalmをもう一度活躍させてみたい人におすすめの1冊だ。（近藤大介）

Caf´e de Palm
田中裕子、関根元和、小田嶋絵里、中村和広（ソフトバンククリエイティブ 2001年08月）

劣化しない高画質なデジタル映像を手軽に楽しめるDVDビデオは、DVDビデオ再生機能をもったプレイステーション2の発売以降爆発的に普及した。DVDの普及とともに注目を集めているのが、データの書き込みが可能なDVD-R。このDVD-Rでは、ディスク1枚あたりに4.7GBという大容量データの保存ができ、さらに動画を取り込めるPC環境があれば、DVD化されていない人気ドラマシリーズやスポーツ中継などのオリジナルDVDビデオを作ることができる優れものだ。

本書はこのDVD-Rを使ってDVDビデオを作成するためのノウハウをまとめた1冊だ。DVDの歴史や書き込み方、DVDの規格といった基本的な情報の解説はもちろん、実際にDVDビデオを制作する手順も詳しく解説されている。テレビ番組やデジタルビデオカメラで撮影した映像などの動画データをパソコンに取り込み、動画データを編集。そこからMPEGファイルを作成して、DVDビデオをオーサリング（作成）するという一連のDVDビデオ制作のプロセスを紹介している。また各章では、DVDビデオ制作に必要となるソフトウェアやハードウェアの中でも、おすすめの製品が紹介されているので、購入する前に製品の使い勝手などをチェックできるのもうれしいところだ。巻末の付録では、データをコピーする際に気になる著作権などにも触れるなど、周辺情報も充実している。（近藤大介）

複合型プリントサーバ
トッドラーダマッチャー、マシューガスト（オライリー・ジャパン 2001年08月）

CLIE LIFE
大木天馬、藤本タカシ、石井英男、牟田嘉寿（ソフトバンククリエイティブ 2000年11月）

パームやザウルスといったPDA（携帯情報端末）の高機能化とパソコンの小型軽量化によって、両者の境界は、実に曖昧なものになってきた。さらに、PDAやパソコンそのものに通信機能を搭載しようという流れもあり、携帯電話との境界線もかすみつつあるのが現状だ。余談だが、最初のころのザウルスは、いま思えば単純な電子手帳としての機能しかなく、住所などのデータ交換ができたのは同じメーカーのワープロのみであったことを考えると、技術進化の高速化が実感できる。そして、2000年9月、満を持してソニーから登場したのが、「CLIE」というPDAである。ソニーらしいデザインと先進的な機能ですでに人気商品となっている。PDA自体はまだ発展途上でどこまで進化するのか見当もつかないが、CLIEは現在主流の「Palm OS」を搭載し、なおかつ、携帯電話ではおなじみのジョグダイヤル付きというユニークな機能、そして、おなじくソニーのデジタル家電やパソコンと情報交換できる、メモリースティックスロットがあることなどで、発売前から話題になっていた。そんな「CLIEのある生活」を楽しく実現するための技が満載のマニュアルが本書だ。まずCLIEを手に入れなければ、この本を読む意味がないのだが、内容的に初心者から上級者まで幅広く網羅しているのが特徴。やさしく説明しつつ、細やかなノウハウも披露しているので、既に他社製品でPalm OSユーザーであった人でも、きっと満足できるはずだ。（朝倉真弓）

発売して間もない「PalmV」を手にし、あるPalm系のメーリングリストに「カッコいいスタイラスの取り出し方」と「カッコいい電源ボタンの押し方」を発見したと投稿した人がいた。すると投稿後まもなく「J-OS」（英語版Palmの日本語化環境）の作者である山田達司から「これはZIPPOをいかにカッコよく点けるかに通じていていいですね」というお誉めのレスがついた。1999年の春のことだった。
このお言葉に浮かれて、このためだけにわずか3時間で専門Webサイト「Palm de COOL!」を立ち上げてしまったのが著者の1人、モーリーこと森利彦。彼のサイトでは、PalmOSマシンのかっこいい使い方や改造情報の投稿を募集し紹介している。そのサイトでの投稿ネタが100件集まったのを機会に一冊にまとめたのが、本書『Palm秘密工作マニュアル―愛するPalmをとことん改造!』だ。
いま、開発者にとってもユーザーにとってもPalmOSマシンの世界が非常におもしろい。それは、ウィンドウズやMacOSが失ってしまった開拓者スピリッツみたいなものが、PalmOSの中に色濃く残っているからかもしれない。スピリッツがあるOSには、スピリッツのあるユーザーがつく。本書は、センスの良い粋人から、優れたハッカーマインドを持つ開発者、そして愛すべきバカものたちのスピリッツが集結した、Palmをかっこよく使うためのバイブルだ。
内容は、スタイラスのCOOLな取り出し方、フリップカバーのCOOL!な閉め方、ストラップを付けたり、ペインティングをしたりといったお飾り系に始まり、Palmのシリアルポートの改造、メモリ増設といったエンジニア系の技や、Palmを手鏡として使うといった裏技までが網羅されている。
このようなPalm改造は世界でも珍しい、日本だけのムーブメントらしい。著者のモーリーは、本書の出版や「Palm de COOL!」の成功に自信をつけ、いまや「KAIZO」を世界標準語にしようと企んでいる。さあ、あなたもこの「KAIZO」ワールドに飛び込もう。そうすれば必ず、自分流のかっこいいPalm道が開けるはずだ。（保坂昇寿）

スキャナの達人
高安正明、宮内正裕（毎日コミュニケーションズ 2000年05月）

Jornadaスーパーブック
工藤徳也、kei_1、鈴木紀明、古橋秀夫、幽幻会社春猫屋（ソフトバンククリエイティブ 2000年03月）

VAIO C1XE活用ガイド
片山哲也、楢木祐司、白瀧由裕（毎日コミュニケーションズ 1999年12月）

VAIO C1S活用ハンドブック
白滝由裕、楢木祐司、片山哲也、野村弘明（毎日コミュニケーションズ 1999年08月）

The World of Palm 3
山田達司、片山哲也、古川敏郎、野村弘明（毎日コミュニケーションズ 1998年08月）

Libretto Bible
賀川明則、星俊、風間淳、滝川薫、米田成年（秀和システム 1998年04月）

自分で作るAT互換機
青山円、長谷川裕行、野田正弥、藤本壱（毎日コミュニケーションズ 1998年01月）

PCパワーアップジャーナル
伊庭四郎、村上俊一、橋本明、志村俊朗、Ta 152H‐1、デビッド吉原（技術評論社 1997年12月）

HOW TO!FMTOWNS 2
千葉憲昭（八戸ファームウエアシステム 1994年04月）

X68030 Inside Out
桑野雅彦（ソフトバンククリエイティブ 1994年04月）

Inside X68000
桑野雅彦（ソフトバンククリエイティブ 1992年04月）

はじめての9801
霜田靖、曽根雅紀、遠藤俊徳、宍戸恵美子（秀和システムトレーディング 1991年07月）

作って遊ぶパソコン・シンセ
中井佳宏、遠藤浩一、松尾有祐、中村伸彦、藤原義久、鈴木順一、吉良正規、石田忠、木村祥久、石栗宏章（森北出版 1987年08月）

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